🕯️「気のせい」なゆらぎを、お灸でそっと整えて。

数値や画像には映らない、でも確かにそこにある「気のせい」な揺らぎ。
東洋医学という、少し不思議でやさしいレンズを覗きながら、日々の澱(おり)をほどき、心を満たして歩んでいくための静かな備忘録です。

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鍼灸師のパキラの育て方|「手をかけすぎない」から育つ、土とお灸の養生。

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今回は当院のパキラの育て方について少し語りたいと思います!

自身の経験を元にしているので、あくまで素人目線です。
失敗したくない!という人はプロの意見にも必ず目を通して下さいね。
前の投稿にも書きましたが、結構失敗しているので、ある意味参考にはなるかと思います。笑

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パキラの置き場所

よく推奨されているのが、窓越しの日光の入り込む所です。
直射日光ではなく、窓越しっていうのがポイントで、直射日光だと簡単に葉焼けします。
育て始めの頃に、夏の良い天気の日に「ちょっと外に出してやるか」と、1時間くらい出したら半分くらい真っ白になってしまったのにはビックリしました…苦笑。
今考えるととんでもない事ですけどね…無知は怖いです。。

当院では、今でこそ丁度いい感じに陽射しが入り込む位置にパキラは陣取っていますが、開院したての頃に買った編み込まれている大きいパキラは、当時窓際に机が配置されていたので、あまり日当たりが良くなかったんですよね。

そもそも、陽の当らない場所が寂しいので観葉植物でも置きたいという動機がありました。
日陰においてもすぐに枯れたりはしないのですが、やっぱり元気はなくなっていきます。
小まめに陽に当てて上げれば良かったのですが、何せ大きい物だったので毎度動かすのも大変で気付けば全体的に元気がない状態に…。

水のやり方

元気がなくなったら、素人は何を考えるか。
陽当たりよりもまず、「水を与えなくては!」です。笑
パキラを枯らす原因上位に君臨する「水の与えすぎ」ですね。
根腐れを起こしてしまいます。
編み込みのパキラはまさに根腐れが原因でダメにしてしまいました

まず一本がダメになり、もう一本もダメになり…
残り二本になった所で、このままだとダメだという事で一度鉢から全部取り出し、分けて育てようとしたのですが時既に遅し…。
結局編み込みのものは全滅してしまいました。
それだけ水やりは気を使わなければならないと痛感しました。

一度失敗してからは、セオリー通りにやっています。
基本的には土の表面がしっかり乾燥した位に、鉢の下から水がしっかり出るくらいの量をたっぷり上げる
頻度で言ったら週に一回程度で十分です。
春~夏場はそれに加えて肥料も与えます。

肥料

基本的にはパキラに肥料はそんなに必要ないという意見も見ます。
確かに肥料を上げてない時でもグングン育ってくれていたので、必須ではないと感じています。

ただ、それでもやっぱり肥料をちゃんとあげると葉っぱの大きさだったり、成長度合いが違うのは実感しています。

最初は固形タイプの肥料を与えてました。

ハート形の可愛いやつです。
水を上げる時に少しずつ溶け出して、ゆっくりと栄養が行き渡るタイプの肥料ですね。
時期的にはこれくらいの時に与えていました。

よーく見ると土の上にハートが…笑

ある程度成長してきたら、今度は液体タイプもあげてみました。

こちらの方が影響力は強いですね!新芽の伸び方が段違いでした。
(後述する草木灰と同じ時期なので、そちらの影響もあると思います。)

一気に大きくなりました。

逆に言えばあまり大きく育てたくない人は液体タイプの肥料は使わない方が良いかも知れません。

草木灰

そしてこれは鍼灸院ならではなのですが、お灸の灰も肥料として使っています。
これは草木灰というものに分類されるのではないかと思っています。
草木灰については下のリンクが詳しいです。

草木灰とは?作り方や肥料成分、使い方は?カリウムとリン酸を含む?
土に含まれる養分は、茎葉を茂らせたり、花を咲かせたりするために使われます。窒素、リン酸、カリウムなど様々な栄養があり、成分を調節してあげると、植物は元気に育ってくれますよ。草木灰は、そんな土の状態を整えてくれる肥料の1つです。今回は、草木灰…

お灸の原料となるモグサは、ヨモギの葉の裏側の細かい綿毛を集めて作られます。葉っぱが燃えて、また土へと還っていく……まさしく東洋医学の『五行論』そのものですね。

ちなみに、このモグサの温もりを使って自分の身体や自律神経をそっと調律する具体的なお灸の使い方は、こちらに詳しく書いています。

「気のせい」なゆらぎを、お灸でそっと整えて。
単なる温熱グッズで終わらせない、せんねん灸の本当の力。臨床20年の鍼灸師が、せんねん灸(太陽・竹生島)の使い方や、図解に縛られないツボ探しのコツを解説。日々の強張りをふわりとほどく静かなひとときを。

こうなるとお灸の灰はまさに草木灰になのではないでしょうか。
アルカリ性の物になるので、土の状態を中和するのに使えます。
土作りの為に、最初に混ぜて使うのがメジャーなようですが、当院では追肥のような形で利用しています。

とは言え、肥料を上げるだけならも上に書いた肥料で十分です。
なんでお灸の灰を使うのかと言うと捨てるのが勿体ないからです。笑
毎日それなりにお灸は使いますので、消費量は増えます。
特に知熱灸で利用するものは、半分以上燃えていない状態なので、そのまま捨てるのはちょっと勿体ないなぁと…笑

お灸の香りが個人的にも好きなので、アロマ的な感じで一度使ったモグサを燃やしています。
お灸の煙に殺菌作用もあるという話も聞きますし、一石二鳥ですね!
完全に燃え切った灰を、草木灰として使用している形です。

「手をかけすぎない」という最大の養生

そんなこんなで、2021年3月現在、こんな感じですくすく育っています!

長々と書きましたが、パキラも人間も、あれこれ神経質に手を加えすぎたり、過剰に心配して水をやりすぎると、かえって根腐れ(自律神経の不調)を起こしてしまいます。

「あれもダメ、これも毒だ」と食べ物や環境を検品してカチコチになるのをやめて、風通しよく「余計な手を引いてあげる(引き算する)」こと。

パキラが教えてくれるこの『手放す養生』の知恵を、あなたの日常や食卓に取り戻すための思索も、あわせて覗いてみてください。

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とふ

臨床20年。鍼灸師の目線で、世の中をふんわりと眺めています。
日常のあれこれも、結局は「全部、気のせい(気の状態)」。 そんな風に感じたこと、見つけたことを、気ままに書き留めておく備忘録です。

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